杉並区西倫理法人会 1400回記念モーニングセミナー
2017年5月20日(土)
【テーマ】『 倫理で教えてもらった経営の極意 』
【講 師】
一般社団法人倫理研究所 法人局顧問
ミニメイド・サービス株式会社 代表取締役
山田 長司 氏

【講話要旨】
・倫理で教わったのは、喜働組織をいかにしてつくるか。

・「働きは人々にとって喜びであり、幸福の元である。嬉々として働く環境を作ることは経営者の理想」
だが、非常に難しい。

・18歳の時にビル掃除の仕事に出会い、大学生だったが、仲間と独立して会社を作ろうということになり、ビル清掃会社を作った。当初はお金が欲しくて始めた。
はじめてみると理想と現実のかい離があった。
今ではその会社は共同経営者に譲り、その間につくったミニメイドサービス(家事代行)をやっている。
ビル清掃は労働集約型の会社で、人を集めてやる仕事。
辛い時には、月曜日が来なければいいと思ったことが何度もあった。
人を責めてばかりで、会社を回すのに精いっぱいだった。

・十数年前から『喜んで働いているかアンケート』を取るようになり定点観測となっている。

・顧客満足は提供する価値によって決まる。
提供する価値はその仕事の技術(技)によって生まれるが、そこに愛があること。
お客様のお役にたてたことの喜びが、期待を超える何かを生む。
働く人の最前線の情報があり、働く喜びを感じた時のレポート収集し、それをもとに新しいメニューを作ることに役立てている

・給料>働き

給料<働き
こうなることが理想。
これは、働きに喜びという報酬が加わることを現している

・今心がけていることは、「For からWithへ」
共に=共存共栄、共に価値創造をしていく組織づくり。
それが喜働組織となる

・働く社員の働く喜びをどう感じてもらうか、それにより共により高い価値創造をする組織づくりが必要

・「品質は人質がつくる 倫理は心質を高める勉強の場」
偏差値は数値化できるが、心は定量的には計れない。だからこそ、倫理によって反復を心がけ定着させることが必要である。

・それには「凡事徹底」。すなおな心で実践していくこと、それが心質を高める。

・心の偏差値を高め、経営に生かすことを心がけ、社員全員が理念を共有できるように。


お金の話、「万物生成」にあるように金銭は物の中で最も敏感な生き物だから、お金を休ませることも必要。
長財布にお金のお布団を入れ、休んでもらえるように、という風にすることがお金が喜ぶ方法、という話も、記憶に残りました。

 

文責:幹事 福田恵美