■講師 石橋幸緒 氏(女流棋士)
■テーマ『生きてこそ光り輝く』
今回、ご登壇された石橋女流棋士(将棋のプロ、第18,19期王位)は、生まれた時に未熟児として生まれ、医師に「3日生きられるかどうか?」とまで言われ、その後、腸閉塞を64回にわたり手術したが、母の輸血に対する献身的な努力(駅前に立って提供者を募る)があり12歳まで小児病院、養護学校と成長されました。母上からは「貴方は人様のお蔭で生きているのよ」と何時も諭されたのでした。このころから、自分は何か人様に「恩返しをしなければ」との使命感を持つようになったと言われました。
母親の無限の愛情は子供に大きな影響を及ぶすと改めて感じました。
その母上から何か本人が興味を持ち、好きになれるものは無いかと、色々と与えてられ小学校3年次に将棋に興味を持ち、大人が真剣に自分に向かい合ってけれる事が嬉しく、段々将棋にのめりこみ中学一年でプロの女流棋士なり、19歳で初のタイトルを取った。

子供が目を輝かせるような物、やって楽しい物、好きになった物は大切にして、見守る事ができる親に成長しなければならないと感じました。

プロになってから、病気はしなくなり現在まで450回以上の対局をこなしていると聞き、人間は、「一心に打ち込める物があれば病気まで克服でき、変われる」とつくづく感じました。

又、プロの心得として、「1回のミスは誰でも起きる、しかし、連続のミスは絶対にしないと実践している。ミスを続けた物が負ける。一発逆転はならないし、狙わない。」
この教訓は、我々事業者に日々の努力が如何に大切か、そして日々の改善の大切さを教えていると感じました。
更に、世間への恩返しとして、子供向けの将棋教室を開催していらしゃいます。
最後に、一流に、一芸に秀でた人の話は全てに通じると学びました。

レポート 炭屋 昭弘