テーマ;反始慎終

講師:石塚隆正氏
東京都倫理法人会幹事長/法人レクチャラー
株式会社Global Ethics経営研究所 代表取締役社長

社長が光るために

石塚氏が所属している板橋区倫理法人会では委員会活動が盛んなのですが、美化委員会というのがあり会場のトイレ清掃、区役所の外周清掃を定期的に行なっています。

清掃には5つのメリットがあると石塚氏は言います。

①謙虚になれる
②気づける人になれる
③感動の心が生まれる
④感謝の心が芽生える
⑤自分を磨ける

指導は理屈3割、感情7割と言いますが、人は理屈だけでは動かないということです。
リーダーが一心不乱に行動し、それを見て社員さんは感動して動くようになるものです。
人を感動させるには一生懸命になることですが、これは「無心」になるまで働くことによって人の感情が動かされるからです。「無心」とは働きによるうれしささえ忘れるほどの境地です。
特にトイレ掃除で人は「無心」になれる、そうすることで光る、社員から見て光り輝く存在になるわけです。
社長が光らなければ社員さんは動きません。

気づきの力を高める

最近は顧客満足を超えた「顧客感動」を生む会社がありますが、そうなる為には「気づき」が必要です。
この「気づき」の力というのは「当たり前」のことができないと高めるのが難しく、それは普段から謙虚に感動・感謝の生き方をすることからできるようになります。
なぜなら、「当たり前」の反対は「感謝」ですから、相手からしてもらったことを「当たり前」と感じているうちは当然感謝はできません。人は相手からしてもらったことに対して「気づいて」感謝します。さらに常に謙虚でいることで気づきやすくなります。

会社を改革するには、本質の1つか2つのことを変えればよい。その本質を離さず本を忘れず迷わないこと。

良い人生は良い倫理実践で決まる。
喜んでやること、世のため人のためにやること。

石塚氏は、大手銀行で長く勤められいわゆるエリートだが謙虚で優し笑顔が印象的でした。
そして、そんな氏が自分の利益を守るためではなく、トイレ掃除などを始めとする倫理活動を世の中を良くする為と捉え、行動していることに倫理活動の大きさを感じました。
私も今は自分の会社や社員さんの事でいっぱいですが、必ず会社を良くし、社会貢献をしていける会社にしていきたいと感じました。

文責:副会長 菅野晶彦