●自社紹介と倫理入会のきっかけ

「スマイル・フォスター」の名前の由来と経営内容です。
スマイル=笑顔、フォスター=育む、育てる、を意味し、笑顔でコミュニケーションでき喜んで働く意識改革と女性のキャリアアップ支援、マンパワーを会社の発展と進化へ繋げることを目的とした会社です。
例えば、同じメッセージを色々な方へ伝えても聞いている人のその時の心の状態で受け取り方が全く違ってくるので、それをどうやったら上手く伝えられるか?などを考えながら話をしています。

倫理へ入会したきっかけは、訪れていた福岡で「職場の教養」を受け取ることから始まりました。その当時は子育てと仕事で手一杯の日々、朝早くにセミナーへ参加するのは難しいと思っていました。そんな折、2011年9月に江戸川区会長(当時の)に声を掛けられ、初めて参加したその日に倫理活動普及について素直に体感し入会を決めました。
倫理へ入会して現在6年目になるが、倫理の学びを母や職親からの教えをもとに書いて学び教えています。

●笑顔の大切さを知ったのは母親の二度の再婚

・4人兄弟の末っ子になる・

父親が早く亡くなり、その後に母親は再婚し4人兄弟の末っ子になった。
新しい父親は普段は優しく穏やかな人だったが、ある日低い声で「バケツを持ってこい」と怒鳴りつけられ、言う通りに持っていくと突然吐血し倒れた。その時はすでに末期の大病であり、その後すぐに他界した。
その当時母親は専業主婦であったが、家族を養うために働きに出るようになった。
働き詰めで、とても苦労している母親の背中を見て「働くこと」がいかに大切か身にしみて分かり、今の仕事と働くきっかけとなる。

・7人兄弟の末っ子になる・

自分が高2になったとき、母親は二度目の再婚をした。また兄弟が増えた。
しかし新しい家庭は想い描いた暮らしとは違い、新しい兄達に可愛がられることもなく、新しい父親はとても厳格で笑顔もない人だった。その時、初めて母親から笑顔がなくなったことに気づき、これまで当たり前にあった健康と笑顔はもうそこにはなく母親の笑顔を取り戻す決意をした。それには先ず、厳格な父親を笑わすことから始めた。
しかし、そう上手くはいかず苦戦する日々。そんなある日、焼き海苔を歯につけて見せた、父親は大笑いをした。その光景を見ていた母親は安堵感を得てそれから笑顔が戻った。
その時の経験が今の経営内容の元になっている。

●笑顔でするリスクマネージメント

九州では男性が歯を見せて笑う文化がないと言うことを聞きます。
そんなこともあり、口を大きく開かずに笑い方を教えるポイントとして、「口角をあげる」だけでも声は高くなり優しく元気に聞こえる。
しかし「口角を下げる」と、声のトーンは低くなり印象が変わること。
「笑顔」とは、口角を上げて優しい声で微笑むだけでも良いことである。
会社内で社長の笑顔がないと、よくない出来事も社員達は報告しづらくなる。
そのため、笑顔は社長から!と教えています。

●母親への感謝

ある時、本当の父親を知らず育ったことに対して思い悩んでいる自分に気づいて、そこに問題があると思い倫理指導を受けた。その際、局長からいただいた言葉は
「7人の子供をここまでちゃんと育ててくれた母親に対して感謝をしていますか?」
だった。確かにそこに大切な気づきがあり、これまで母親へしてこれなかったこと、食事や温泉へ連れていく事を始めた。温泉では80歳を迎え女性特有の大病を患っている母の背中をみて石鹸で洗いながら、苦労をかけてきたな、と涙が出てきた。
女性特有の病気というのは、「こんな自分が女性でいてはいけない」などという否定的な気持ちから病を引き起こすという話もある。母もまた、そんな一人かも知れないと思うと込み上げる気持ちでいっぱいになる。

栞・第13条 <本を忘れず、末を乱さず>90〜91ページのこの文章を大切に思う。
「そうした中でも、最も大切な、わが命の根元は、両親である。この事に思い至れば、親を尊敬し、大切にし、日夜孝養をつくすのは、親がえらいからではない。強いからではない。世の中にただ一人の私の親であるからである。私の命の根元であり、むしろ私自身の命である親だからである。」
「開店の日のいきごみと、友人のよせられた厚意を忘れるから、少しの困難にも、気をくじかせる。終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは、皆本を忘れるからである。」

●起業と恩返し

起業する前まで在籍した会社では取締役まで昇進した。
スマイル・フォスターの起業が決まり退社が近づいたある日、社長が病に倒れた。
一代で築いた会社を守りたい社長は小林さんを会社に引き止めた。
起業したばかりの自分の会社のこともあったが、これまでお世話になり自分を育てくれた会社と社長に恩を返したいと思い、社長職を引き受けた。
その時、倫理法人会では会長も引き受け、スマイルフォスターの業務もしながら、会社を動かし続けた。これまで社内でNo.2でやってこれたのは、社長がいてくれたから出来ていたこと、会社のトップでいることがどれだけ大変か、No.2でいて、「やっていた気分でいた」事を知った。
その際、中西浩氏に倫理指導を受けて、いただいた言葉は「焦るな、順序、秩序」。
それからは倫理の会長であるゆえに、自身の問題は言わず、他の役職者に不安を与えないようにしていた。
「今ここにある事、」それを大切に淡々と行えば必ず切り抜けられると思った。

●順番、順番、順番

家庭では、「順番」が間違っていた事に気付く。
夕食のメニューでも、まずは息子から聞いてから作ってきた。
しかし倫理指導を受けて、「夫から先に」メニューを聞く事にした。
それを実践してから変化が起きた、息子が親を敬うようになった。
丸山敏雄先生の教え、「順番を間違えてはいけない」0→1は男性ができる事、女性では出来ない事だと知り、大きな気づきとなった。
倫理法人会では、先ずは専任幹事に「3倍のありがとう」をいう事を決めた。
会社では、ドーナツ化(空洞化)が起きぬように、お客様=社員を真ん中ににて大切にする事を教えている。

前社の元社長は、奇跡的に復帰し仕事に戻ることができた。
そのあと、スマイル・フォスターをしっかり立ち上げることが出来た。
それが出来たのは、前の会社での、その一年があったからである。
「本を忘れず」が一番大切である。

●幸せとは、感じること

「当たり前のことは、当たり前ではない」
5年間続けている実践で、就寝前に体に感謝する事をしている。
頭、目、耳、鼻、口、いつも使わせていただいている五臓六腑。
それぞれに手を当てて、「ありがとう」と言ってから眠る。
これを続けてから両目の視力が1,5 → 2,0になった、感謝の気持ちの実践で良くなったと思っている。
今現在、当たり前にあることは、当たり前ではない事を知り、それを感じることが何よりも大切なことである。

  • 物事は「喜んでやる」と、かえってくる。
  • 般若心経「ボウジソワカ = 悟りと実践が共に満たされる」
  • 笑顔、感謝、喜び

<石﨑の感想>

笑顔について以前読んだお笑い芸人の対談の文章を思い出しました。
「人様の前に出て伝える時は3倍の笑顔でないと伝わらないんですよ、3倍です!」
笑顔も感謝も3倍で伝える、当たり前なことほど大切な瞬間であると感じました。
温かく柔らかい微笑みの小林良子氏に3倍の感謝です、( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )

【講師】
一般社団法人倫理研究所 法人レクチャラー
東京都倫理法人会 城東福地区長
株式会社スマイル・フォスター代表取締役
小林 良子 氏

【講師プロフィール】
2011年・9月 江戸川区倫理法人会 入会
2012年・9月 江戸川区倫理法人会 幹事
2013年・9月 江戸川区倫理法人会 副専任幹事
2014年・9月 江戸川区倫理法人会 専任幹事
2015年・9月 江戸川区倫理法人会 会長 東京都レクチャラー
2016年・9月 江戸川区倫理法人会 会長 法人レクチャラー

文責:石崎知恵 幹事