本日は、杉並区では、とても著名な実業家であり、一般社団法人倫理法人会の法人レクチャラーで、当会、杉並区西倫理法人会の相談役でおられる、「株式会社井口鉱油」会長 井口一与氏の講話でした。
テーマ『日々の実践で価値観を高める』。
井口氏はとても人望熱く、数多くの役職に就かれておられます。
多いときは50を超える役職に就かれていた重要人物です。

本日はお人柄を感じる人間味に溢れたご講話を聴くことができました。

信念について

本日のモーニングセミナーの最初に唱和した、”万人幸福の栞”の輪読が、「信ずればなり、憂えれば崩れる」(信成万事)でした。
冒頭、お話されることに対し、「偶然はないな~」との第一声。
本日の講話のテーマである、『日々の実践で価値観を高める』の内容に合っていると。。。
以下は、”万人幸福の栞”「信ずればなり、憂えれば崩れる」(信成万事)の内容の一部です。
『「祈り」は、神にすがって信念を確立することであり、大宇宙の大信念と一致しようとするのである。「祈るときすでに成就したものと思え」とはそのことである。』

★人間信念を持つことが大事で、信念を持つことについて、「大宇宙と信念を固めることが大切」であり、「この信念が動かなければ良い」とのお話でした。

プレッシャーについて

井口氏は若くして、家の都合(お母さんからの頼みで)家の事業を継承し、経営を遂行する上で、常に借入金のプレッシャーを持ち続けてきた若い、23歳~24歳の頃から、その時の会社の年商分の借入金を抱えていた。
22歳の時には自分自身で、中小金融公庫から借り入れを行っていた。
相手の担当者からは、貴方が力強い若さがあるから融資をいたします。と言わていました。
プレッシャーがあるからこそ、人生はおもしろく。張り合いもあり、愉快でもある。

実践について

実践無くして物事は成就しない 。
「特に自分の嫌なこと苦手なことを実践することが大切」である。
自分が出来ないことから逃げないが、人生が良くなることである。
その為には、自らの「ハイ」の一言が大切である。
若いころの自分はハイの一言が言えなかった。

若いとき

28歳の頃には会社の専務となり、金と、時間と、体力があり、友人のあられの工場を一緒にタイに作ったり、色々なことをやって来た。
好きなことはするけど、当時は嫌なことはさけて来た。
反省するべきことである。

七面山の月参り

七面山の月参りを三年間行い、やりきることで自分の人生が変わった。
困難なことをやり切り、良いことを行うと、良い友達が付いてくる。
やっと自分が変われて、その頃社長に就任をする。

数多くの勉強会への参加

数多くの勉強会に参加し、仲間は沢山増えたが、昔、昭和45年当時の信用金庫の仲間は、今現在一社しか残っていない。
時代は常に変わり、会社も30年説を感じる。

倫理法人会への入会

世の中ではバブルも崩壊し、当時人に誘われて倫理法人会に入会をする。
倫理法人会に入会すると、友達が変わり、価値観が変わって来た。
当時、倫理法人会入会前は、夜の遊びが常で、帰宅は午前三時、四時頃が当たり前であったが、倫理法人会に入会してからは、その三時、四時の時間に起きて倫理法人会のモーニングセミナーに出かけるようになった。
それまでとは、真逆の生活となり、周囲も、自分の人生も変わって来た。

倫理法人会の中で、役を受けることで成長が出来た。
入会5年で杉並区倫理法人会の副会長の役を受けることになる。
当時会員数が150社くらいであり、会員数180社が目標の頃に、自ら会長に目標数300社の大きな目標の提案を断言し、結果、5か月間で250社に増やすことができた。やればできるの実例。
その後、会長となり会長としての職務を一生懸命に行って来た。

論語との出会い

論語と出会い、学んで、改めて倫理の素晴らしさを理解することが出来た。
自分自身、論語を500回読みこなし、自ら勉強会を開催している。

五輪についての話し

以下の五輪の大切さのお話がありました。
五輪は、主として孟子によって提唱されたもので、儒教における5つの道徳法則、および徳目です。

・父子の親
父と子の間は親愛の情で結ばれなくてはならない。
・君臣の義
君主と臣下は互いに慈しみの心で結ばれなくてはならない。
・夫婦の別
夫には夫の役割、妻には妻の役割があり、それぞれ異なる[注釈 4]。
・長幼の序
年少者は年長者を敬い、したがわなければならない[注釈 5]。
・朋友の信
友はたがいに信頼の情で結ばれなくてはならない。

会社を弟に譲る

常々、会社が潰れる時の要素は、二人のTOPが居て会社が二つに分かれるときに起こることが多い。
そのことを考え、銀行印を弟に譲り、会社を譲る実行を行う。
今の会社は元々、石炭の販売から、ガソリンスタンドを経営してきた会社であるが、弟さんは、車の販売など、車関係の事業が長けており、事業の構成比は、ガソリン販売ではなく、車関連の方が大きくなっている。
会社は常に変化をして変わって行かなければいけないことを感じている。

その他のキーワード
・自分の会社を守る為に人間力を高めなければいけない。
・習慣を高める。
・人間は最終的には顔に出る。
・人生は洞察力養い、を高めることが大切
洞察とは物事の裏にある本流を見抜くこと、また、外側に現れない人の心、内面の動きを読むこと。
・倫理を学んで、家庭を作ることが大切

講話を拝聴して

人生を自ら変化させて来られた実践者の貴重な体験のお話でした。
自分自身にとって「嫌なこと、苦手なことを実践する」大切さ、「大宇宙と繋がる強い信念、価値感を持つこと」の大切さを学ぶことが出来ました。

貴重な体験のお話が数多く、内容の濃いモーニングセミナーでした。
皆様、是非、お気軽にモーニングセミナーへのご参加をお待ちしております。

<井口氏のプロフィール>
1947年 東京都杉並生まれ。
1970年 早稲田大学教育学部 卒業
〔社歴〕
1970年 株式会社井口鉱油 入社
1975年 専務取締役
1986年 代表取締役
〔倫理歴〕
1992年 杉並区倫理法人会 入会
1997年 杉並区倫理法人会 副会長
杉並区倫理法人会を東西に分法する
杉並区西倫理法人会 副会長
2001年 杉並区西倫理法人会 会長
2004年 2004年度東京都幹事長
杉並区西倫理法人会 相談役

文責:藤本 忠明