元旦につながる大晦日

今年最後の講話は炭屋昭弘相談役でした。実は今年の初めの講話も炭屋講師でした。
今回炭屋講師のテーマは「倫理の年末を考察する」というもので、まずは「年末」というのを広辞苑で調べられました。

1)「年末」とは①年の暮れ ②年の末 ③歳末 ④大晦日(おおみそか)
2)「大晦日」とは ①1年の最終日 ②おおつごもり(大晦日)
3)「おおつごもり」とは歳神様をお向かえる日であり一家で明ける新年を夜通し寝ずに迎える日「除夜」で有った。又「おせち」とは1年中で一番重要正式な食事と言われ其の大晦日に食べる食事であった。

このことから炭屋講師は、「年末」「大晦日」は元旦に繋がる大切な日であり、家族で大晦日を迎えられる幸せ、安寧を家族で喜び今年1年の事に思いをはせ、感謝する日だと考えました。また準備をして来年に繋げる重要な1日であったと考えました。
さらに炭屋講師はこのことから、今年行われた30周年式典のテーマ「温故前進」の「温故」、つまり今年一年を顧みる特別な日であり、忙しい現代だからこそ必要な一日なのだということでした。倫理は実践を通して自分を変えようという活動ですから、一年に一回家族を顧みる「内観の日」なのかもしれないということでした。
また、この時期大半の家庭で玄関ドアに輪飾りを飾ると思いますが、丸山敏雄創始者が水をとても大切にし、毎朝起きるとまず水に対して感謝されていたことから、正月だけでも水回りにも輪飾りをかけて一年間の感謝を捧げるのが良いだろうということでした。
炭屋講師は新年の準備として会社、個人ともに色々なものを用意されますが、そのうちの一つの「新年の一句」というのを上げていて、それを紹介してもらいました。

去る年は ごえんごえんに助けられ 今われありし ありがたきかな

これまでも、今年一年もたくさんのご縁に助けられ、特に倫理法人会でのご縁によって今の自分があることへの感謝をして一年を終わりたいということでした。

創始者が捉える年末

次に丸山敏雄創始者が大晦日をどのように捉えていたのかを考え、「万人幸福の栞」から考察しました。
年末とは最後ということから栞の17条「人生神劇」から最後の文章を見てみました。
「演出の作法(ルール)は絶対倫理であり、万人幸福の倫理(みち)である」
このように17か条はすべて最後が断定した形で締めくくられています。さらに、17か条前後の第1章と第3章の各項目の最後の文面を見ていきました。
「万人幸福の栞」の一番最後は「生は死の仮相であり、死は真の永遠の生である」となっていますが、これをよりわかりやすく記したのが13条「反始慎終」の最後の一文です。
「昔の人は死を重んじ、りっぱな死に方をしたいと念じた。正しく生きた人でないと、美しい死に方はできぬ。見事な死にようをした人は、見事な一生を貫いた人である」
このことから如何に今を精一杯生きるのかが大事であることがわかります。また、丸山敏雄創始者は振り返ることはしても反省する必要は無いとも言われていることからも、常に前向きな生き方が大事だとしています。
最後に炭屋講師も「倫理は難しい顔ではなく、笑顔でやりましょう」と話されました。笑顔でやれば楽しく実践でき、一日一日を目一杯生きられる、それこそが倫理の本質であると理解できました。

 

講師プロフィール

杉並区西倫理法人会 相談役 法人レクチャラー
炭屋 昭弘氏

昭和24年2月27日 福井県生まれ 弟と二人兄弟
昭和31年     福井大学付属春山小学校入学、昭和34年9月東京都に引越し、文京区立窪町小学校転校
昭和37年     日本大学第三中学入学
昭和39年4月    日本大学第三高校入学
昭和42年4月    日本大学理工学部土木工学科入学 、昭和46年3月卒業

昭和46年4月    飛島建設東京支店土木部入社
昭和48年6月1日  丸政建設入社
昭和62年      代表取締役副社長就任
平成3年      代表取締役社長就任
平成14年5月24日 東京地裁民事20部に負債総額約16億にて民事再生申し立て受理。 代表取締役続行
平成14年10月23日 東京地裁民事20部にて債権者集会にて認可
平成14年11月22日 民事再生確定証明
平成15年12月~翌4月 第1回弁済
平成16年11月22日 東京地裁民事20部にて民事再生終結宣言
平成21年4月   第6回弁済完
平成22年4月より一部を除き弁済停止
平成23年3月11日 東日本大震災、5月4日~6日息子幹部社員と共に仙台石巻視察現状の悲惨さを見て、
「丸政建設の仕事を通して人様のお役に立つ」を直感し実践を決意 平成23年5月22日 8人仙台に乗り込み復旧工事を始める
平成24年4月  より弁済再開。個別対応となる
平成25年11月 福島県飯館村の除染工事開始 (28年8月に撤退)
平成29年6月  東北復興工事全てを終了し、東京に集中
平成32年12月~翌4月 弁済完了。民事再生完了予定 【倫理関係】​
平成14年7月 東京都杉並区倫理法人会 退会
平成16年12月   東京都杉並区西倫理法人会 再入会
平成17年9月   東京都杉並区西倫理法人会 副会長拝命
平成19年度 東京都レクチャラー拝命
平成21年度 東京都杉並区西倫理法人会 会長拝命
平成21年8月31日 東京都倫理法人会 入会者数151社 東京都第1位
平成21年度から30年度 法人レクチャラー拝命
平成23年3月11日 東日本大震災
平成23年6月11日 丸山敏秋理事長をお迎えし、倫理経営講演会を開催。多くのの倫友のご支援にて535名参加。
※当日目標入会者131名達成(目標数達成)
平成22年度、23年度会長拝命
平成24年度から29年度 杉並区西倫理法人会監査拝命
平成29年9月より杉並区西倫理法人会 相談役を拝命